「喉の引っ掛かり感と息苦しさで運動が辛くなった」
症状
20代
風邪症状をきっかけに喉の奥の違和感と胸全体の息苦しさを訴える。
- 特に走行時や階段昇降時に息苦しさが顕著で、普段の運動が困難な状態。
- 市販の風邪薬を1週間服用しても改善せず。
肩や首に強いコリを伴い、上を見上げた際に喉周辺に引っ掛かり感を感じる。症状に関連して空咳が残存。
施術の内容と経過
施術頻度:週2回
緩和までの施術回数:2回
来院時、頚部周囲の筋緊張が顕著で、後屈時に喉周辺部の違和感が確認された。
施術ではまず背中のツボに鍼を行い、その後、手足のツボにも鍼を施した。
初回施術後には、頚部後屈時の喉の違和感が消失し、さらに2日後には息苦しさが大きく軽減し、通常のランニングが可能な状態まで回復した。
その後、残存していた空咳に対して同様の施術を継続的に行った結果、さらなる改善が得られた。全身的なアプローチが奏功し、初回施術後から顕著な効果が見られた症例であり、全体的な症状の緩和に成功した。
使用したツボ
このページの著者
著者:藤枝 聖也
資格
鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師
所在地
名古屋市千種区池下1丁目4−15 川辺318ビル 5階B号室
えだは鍼灸マッサージ院 院長
専門
自律神経症状に特化した鍼灸マッサージ
紹介
3歳の子どもから高齢者まで、幅広い患者さまの症状に対応してきた経験を持つ治療家です。肩こりや腰痛などの慢性症状から、難治性の消化器疾患を含む自律神経に関連する症状まで、患者さま一人ひとりに合わせた最適な施術で改善を目指しています。
また、自身も「潰瘍性大腸炎」「過敏性腸症候群」「慢性上咽頭炎」といった病気や症状と向き合いながら生活しており、患者さまの気持ちに寄り添った治療を心がけています。