パーキンソン病 座るときに膝が痛い 名古屋の在宅訪問鍼灸マッサージ えだは鍼灸マッサージ院

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パーキンソン病 座るときに膝が痛い

80代

症状:病院でパーキンソン病と診断されて軽度のすくみ足 ヤール3度とのこと。
振戦の症状は顕著には見られない。
座る際に膝の裏が痛い。
長距離歩いた際も膝が痛い。

検査:頚部回旋10°で制限 屈曲5° 伸展0°
頸の痛みは普段感じないが、可動域が非常に狭い。
体幹回旋30°で痛み 屈曲痛み無し、伸展5°軽度痛み
膝関節伸展-5° 伏臥位で屈曲60° 外回旋0°

施術内容:1回目
体幹、頚部の可動域が非常に硬いため、背中の硬さを取るために、骨盤から施術。
患側AS座骨(腸骨の前傾)EX腸骨(腸骨の外方変位)、下部頸椎の調整、患側股関節のマイクロけん引法を行った所、
伸展10°痛みは減少。
伏臥位で膝関節屈曲90°で痛みに変化

膝根と気海兪、築賓、飛揚、足三里に刺鍼。
座る時の痛みが軽度軽減。
刺激過多にならないように1回目の施術は終了。

2回目~
骨盤の可動性は前回終了時と変化がなかったため、骨盤の調整は最低限にし、
中腰、膝根、気海兪、足三里、百会に刺鍼。
腰の痛みは軽減したが、座る際の痛みは残存。

12回目~
座る際の膝関節の痛みは軽減。
長距離歩行時の痛みは残存。
歩行時の足関節の背屈動作が硬いため、歩行指導と共に足の縦折りと腓腹部のストレッチを行い、
膝を伸ばして足が付けれるように誘導したところ、膝の痛みも軽減。
筋肉が硬くなりやすいため、継続して施術。