神経痛 名古屋の在宅訪問鍼灸マッサージ えだは鍼灸マッサージ院

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神経痛

こんな症状ありませんか?

  • 歩いている時に足の裏が痛い
  • 手を握ったり開くと指が痛い
  • 上を向くと手がしびれる
  • 長い時間歩くと足がしびれる
  • 常に手(足)にシビレや痛みがある
神経痛のイラスト

神経痛と鍼灸・マッサージ

神経痛の主な症状は指や手のしびれや痛み(頚腕症候群)、肘の曲げ伸ばし動作時の痛み(尺骨神経)、座っている時や歩いている時の大腿後面や足底の痛みやシビレ(坐骨神経痛)、帯状疱疹後の肋間神経痛や顔面神経麻痺、三叉神経痛など、症状は多岐にわたります。
部位ごとに症状や原因が異なりますが、多くは脊柱と痛みの部位までの神経の経路の途中どこかに問題が起こっていることが多いです。

悪化しないためにも適切な対処が重要です。シビレと痛みは密接な関係があり、痛みやシビレを放置しておくと、シビレが痛みに変わる事もあり、その逆もあります。
痛みやシビレが強くなるとで活動量が低下し、動作時に他の部位に負担が加わり、姿勢の問題から膝の痛みや変形性膝関節症に繋がってくることもあります。 湿布や痛み止め薬を使っても中々痛みが取れずに停滞してしまう方がいます。そこで痛みの緩和や可動域の向上を図り、「鍼灸」や「マッサージ」等の東洋医学的治療の選択肢があります。
鍼灸は「はり(鍼)」や「きゅう(灸)」という道具を用いて施術を行います。何れも使い捨ての道具になっており、衛生面や安全面に関してはご安心ください。 糖尿病や廃用症候群で免疫力が低下しており、日和見感染の不安がある方には接触鍼や電気温灸器等リスクを最小限に抑えて施術することも可能です。

肩こり
膝痛
腰痛

鍼灸・マッサージで期待できる効果

変形性膝関節症への効果ですが、膝の痛みの緩和と可動域の向上が期待できます。上の文と重複してしまいますが、変形性膝関節症の基本的な治療法は、運動療法により膝周囲の筋肉を鍛えることで、下肢の筋肉を付けることで、歩行時等の膝関節の安定性を高めることが重要です。
しかし痛みにより膝を動かさなくなったり、運動する機会が減ると、膝関節の可動域が狭まり膝の状態は悪化するという悪循環になりがちです。
ところが鍼灸により膝の痛みが緩和されると、日常生活が楽になるだけでなく、可動域が向上し運動療法にも意欲的に取り組むことができます。また膝が安定し、軟骨のすり減りを抑えることが、膝内部の炎症を防ぎ、膝に水が溜まる「関節水腫」の予防にもつながります。

神経痛は鍼灸の保険適用に含まれるため、医師の同意書があれば健康保険を使って鍼灸治療を受けることが出来ます。
健康保険を利用する場合、医師の同意書が必要となるため、ご希望の際は気軽にお問い合わせ下さい。
全国協会けんぽ はり・きゅう、あん摩・マッサージのかかり方

神経痛の治療例

神経痛は疼痛部位と脊柱の高さが関係が深いことがあるため、脊柱を触診し、痛みの変化の反応を確認します。その中で痛みが出る動作とより関係が深いツボに鍼灸治療を行います。
主に疼痛部位が上肢の場合、頸椎から胸椎、下肢の場合は胸椎から腰椎、骨盤の動きと関りが深いことが多いので重点的に検査・治療を行います。

高齢の方は歩行障害に陥ると肥満になりやすく、膝痛が悪化すると同時に、消化器系の内臓(胃や腸など)にも悪影響を及ぼすので消化器系の内臓に繋がるツボへ鍼による治療も検討します。

脊柱は人体の中心にあり、一本の軸のような働きをしているため、疼痛部位と対側に原因があることもあり、右手の痛みを左手で治療することもあります。

当院では鍼灸治療だけでなく、手技療法やマッサージでも 神経痛の治療を行っています。
マッサージで膝周囲の筋肉を緩めることも勿論行いますが、動作ごとの関節の動きを良くしたり、力を入りやすくするような活法と呼ばれる手技
関節毎の動きを直接みるカイロプラクティックを導入しております。
カイロプラクティックと言ってもボキボキする整体ではなく、「軽い力での牽引」や「力が緩みやすい位置で待つ」等の手法を採用しており、怪我のリスクが無い手技のみを採用しております。

姿勢と神経痛は密接に関係しており、背中を曲げて生活すると神経を圧迫し、痛みやシビレを引き起こす原因になります。背中を曲げて歩くと自然と膝が曲がってしまうという重心の問題があり、高齢になると腰部の腸腰筋というお腹の筋肉が落ちることで背筋をまっすぐに維持することが難しくなります。
腸腰筋は背骨から骨盤、股関節を繋ぐ筋肉で姿勢の保持や歩くときの後ろに蹴り出す動作のために常に頑張っている筋肉です。
腸腰筋に上手く力が働かずに生活すると、自然とテレビを見ている姿勢も猫背になり、上体を反ることが難しくなり、円背が進んでしまいます。
そこで、腸腰筋に上手く力を入りやすくするための手技や鍼灸治療を行うことで、痛みが軽減することが多いです。 患者様毎の日常動作の癖などが関わってくるため、治療法や使用するツボも変えて施術を行います。

膝の連動 姿勢の画像 腸腰筋の画像
膝の施術
膝の施術
股関節の施術
足関節の施術

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施術中等は電話に出られないこともありますので、
ご了承下さい。
営業時間内であれば基本的に3時間以内に返信致します!

症例一覧

手根管症候群 神経痛 握ると痛い

50代

症状:手首を曲げると痛い
はさみを持つときが一番痛い

検査:上部胸椎可動性検査
指の可動域検査
手関節可動域検査

施術内容:家事や仕事で物を持つときに母指に痛みがあり施術を希望。

慢性的な肩こりもあり、上背部の緊張が強い。
前腕前面も強い緊張があり、触るだけでも痛みが走るとのこと。

T1周囲の緊張を取るために刺鍼
手三里、脳戸、百会にも鍼灸施術を行い、
動きの確認をすると痛みが8→3程に減少

3回目の施術で痛みはなくなり施術は終了しました。

パーキンソン症候群 手の振戦 膝の痛み

80代

症状:パーキンソン症候群と診断
安静時に手の振戦が強い
肩上部の痛み
長距離歩くと膝外側の痛み

検査:頚部回旋20°で痛み
体幹回旋30°で痛み 伸展-5°円背気味
膝関節伸展-5°
物を持とうと思えば持てるが、筆記は困難
飲み物もこぼしてしまうこともある。

施術内容:1回目
T1(1)、T4(1)、膝根、百会に刺鍼。
鍼が苦手ということで、途中から刺鍼ではなく施灸に変更。
T10(1.5)、四遂、臀蓋、陽池に施灸。
大腿骨前方変位の調整。
腓骨頭周囲に施灸したところ、振戦の度合いが「少なくなった気がする」とのこと

5回目~
筆記が可能になり、
膝関節の痛みも痛くなくなり、膝関節伸展0°になったことで円背がも改善され、体幹も伸展5°になり、背中も楽になったとのこと。
背中のコリのためにマッサージ施術を継続。

脊柱管狭窄症 足の裏がしびれる

80代

症状:整形外科で脊柱管狭窄症と診断を受け、足の裏に紙が張り付いた感覚があり、安心して歩けないとのこと。
圧迫骨折の既往があり、軽度円背がある。
歩行距離は100m位は歩けるものの、ふらつきがあり、怖い。

検査:体幹の回旋、前後屈をすると前後屈すると痛い。後屈は-5°
足関節も背屈5°でかなり硬い。
膝関節伸展も-10°、痛みはない。
円背があるため、歩行時も膝関節は屈曲位で足関節は背屈位になっており、すり足歩行のようになっている。
足底の踵に痺れはないが、それ以外の箇所が全体的にシビレ、感覚障害がある。

施術内容:1回目
ふくらはぎに強い硬結があり、足底に繋がるヒラメ筋、腓腹筋の緊張を緩めることを目的に
L2、L3の2線を中心に刺鍼したところ、左のみ「楽になった」とのことで、
右の腓腹部の硬結築賓、飛揚、下承山に刺鍼しました。
施術後は足が軽くなった感じがするとのことでしたが、シビレは残存しているとのことでした。

2回目
1回目と同様の施術に加え、腓腹筋の導引、膝関節の調整、足の縦割りを行ったところ
「貼ってあった紙が薄くなった気がする」とのことでした。

3回目~
朝起床時が一番感じるが歩いていると気にならない時もあるとのことで、週二回程施術を継続して行いました。

15回目~
調子が悪い時も稀にあるが、大分薄くなったとのことで、不調に合わせて施術内容を合わせて施術を継続しています。

脊柱管狭窄症 立っていると歩き始めると腰が痛い

80代

症状:立って20m程歩くと腰が痛い。
常時下肢特に膝から下の外側がシビレを感じる。
整形外科で脊柱管狭窄症と診断を受け、しばらくは痛くなかったが、転倒をきっかけに痛みが強くなった。

検査:体幹回旋時20°で痛み 前屈は痛みはないが、後屈-10°で動かない円背がある状態。
膝関節屈曲に制限なし、足小趾は触れても感覚がない。
蟹股、前傾姿勢でないと歩けない。

施術内容:施術1回目
腰部の緊張が非常に強いため、全体の緊張を取る目的で足三里、委中、大腰、承山に刺鍼
胸椎(T10番)(1.5)に強い緊張があり、刺鍼すると足のシビレ感が減ったとすぐに反応があった。
上体の後屈時の痛みは残るものの、シビレが減ったことで1回目の施術は終了

2回目~
歩行距離等の変化はないものの、足のシビレは減った状態のまま2回目の施術をすることが出来ました。
上記の刺鍼部位と加えて、
股関節内旋制限に対し、豊隆に刺鍼し、股関節マイクロけん引法を行った所、体幹回旋時の「腰の痛みが減った」とのこと。
後屈制限はあり、歩行時の痛みも残るため、週3回で施術の提案。

10回目~
歩行時20mで痛みがあったものが、100m程は歩けるようになったとのことで、更に距離を伸ばし、日常生活を以前のように送るために施術を続ける。

半年後~
痛みもあまり感じなくなり、早く歩くと痛みが出るくらいに改善出来た。

シルバーカーを持つと痛い

70代

症状:シルバーカーのハンドルを持つと肘が痛い
手を内側に捻ると痛い
肩を前から上げるのも外から上げるのも痛い
肘を曲げても肩まで指が届かない

検査:検査:肩甲骨・肘・手・肩関節の可動域を確認 脊柱の可動性確認 骨盤可動性確認
肩甲骨 外転・上方回旋制限 
肩関節 屈曲・伸展制限
肘関節 屈曲・回内制限
脊柱 T6・T2・L1硬結
骨盤 後下方変位

施術内容:1回目施術
T6左回旋制限(PLI) PI腸骨の調整
肩甲骨返し 肩甲骨回し コリ抜き 肘の空気抜きを行いました。
施術後は肩関節屈曲90°→120°
肘関節回内時痛、軽減
肘関節屈曲時肩に届かなかったのが、ギリギリ届くようになった。

2回目~ 肘関節痛みは残存し、肩関節の痛みは日常動作では感じないとのこと。

10回目~ 肘関節の違和感はあるものの痛みは「あまり感じない」とのことで施術は終了しました。